小林奈生 Naokobayashi

Statement

私は空間のなかに佇み、人を見守るように存在する作品を作りたいと考えています。
悲しい時に、多くを語って励ますのではなく、ただずっとそばにいてくれる友のような存在であること。
それが私の考えるアートの役割です。

Personal history

主に漆喰を素材とし、鏝(コテ)での描画、
パターンを用いた抽象表現を中心に 作家活動を続けています。
漆喰は呼吸し、空気を綺麗にする効果が科学的にも認められており
漆喰を塗り、アートを飾ったその空間は心を浄化する力があると感じています。
ただひたすらに壁を塗っている時、絵を描いている時、
私は私の中に深く潜り、瞑想し、祈っています。

絵としての力・素材としての力を信じ、
住宅、ホテル、レストラン、病院などその場所のためにひとつひとつ、
制作を行っております。

また、グラフィックデザイナー・ディレクターとしての経験を生かし、
2022年に株式会社を起業。紙・WEB・空間など幅広いものづくりをチームで行っています。

私にとってデザインは問題を解決する鍵で、
アートは見る人の心を写す鏡です。

デザインもアートも、ものづくりの真ん中にあるのは
思いやりのこころであることを忘れずに、暮らしています。